*国交省がこれまで公表してきた木造住宅の寿命
*27年説 実は「取り壊した住宅の平均寿命」
現実には、築40年、50年経過してもまだ取り壊していない
十分に使用できる建物も多く、これが一般的な建物の寿命
を表しているとは全くいえない
*30年説 「建物の新築数を取り壊した数で除した数字」で
「サイクル年数」という概念を使い、便宜的に求めたもの
これも、木造住宅の寿命を正確に表しているわけではない
*22年説 税務上の法定耐用年数で所得税や法人税における
「減価償却費」の計算で使われる便宜上の数字
もちろん耐用年数が来たらその住宅の建築物としての
寿命が尽きるわけではない。
これも、木造住宅の寿命を正確に表しているとはいえない
*税法上の仕組みが「家は消耗品」との考え方を多くの日本人に
植え付けてしまった。
*木造住宅の平均寿命は 64年
「建物の平均寿命推計」(2011年) 早稲田大学 小松教授
人間の平均寿命を推計するのと同様の手法を建物で採用した
この数字は、適切な点検や修繕を行う習慣がなかったこれまで
の状況で推計した寿命
今後、適切な点検修繕が習慣化され、所有者の意識がかわって
いけば、 格段に寿命は伸びる。
実際の建物の使用可能年数は、メンテナンスとリフォーム次第
で伸ばせるのです。
また、建物の寿命を伸ばす技術も、時間の経過とともに進歩している
*現在の世界基準
築年数が経っているほど、資産価値が高い
よく手入れされている
新築が少ない(中古のほうが多い)
*先進国の住宅寿命
アメリカ 103年 ドイツ 79年
イギリス 141年 日本 30年
*実際のところ日本の木造住宅がそんなに寿命が短いのかよいえば、そういう
わけではありません
*100年経った木を使えば、家は100年もつ
*樹齢50年の材木でつくられた家は、最低でも樹齢と同じだけの寿命がある
*骨組みや土台の材木は、余分な湿度やシロアリにやられない
限りそう簡単に腐るものではない
*何年もの間使われ、住む人が不具合な個所を直して、一定の時期に
耐震補強(当社は主に構造用合板補強で面で補強)、給排水・電気配線
の一新、間取り変更などで、使い勝手や生活機能の向上を図る工事
をすれば、十分に長持ちします。
*リノベーション(再生)は、再生した時点から耐用年数が新たに始まります
*リフォーム(修繕、化粧直し)ではない
建て替え(新築)でもない 新たな家づくりのかたちとして
アルエスは、安心安全の「リ・モデル住宅」を提案していきます。